エアコンの臭いの種類と原因

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カビやホコリの臭い
カビ臭さやホコリっぽさを感じたら、内部の汚れを疑います。部屋のホコリには、カビの胞子や皮膚のかけら、ペットの分泌物などが混じっています。どれもカビの栄養になります。
カビがよく増えるのは、気温20〜30℃・湿度70%以上の条件です。冷房や除湿のあとは内部に結露が残り、エアコンの中は湿度が高い状態になります。メーカーも、エアコンを使っているうちにホコリが付き、カビが生えることがあると説明しています。
タバコや料理など生活臭
部屋そのものの臭いが、エアコンから戻ってくることもあります。運転すると、壁やじゅうたん、家具、衣類にしみこんだ臭いの成分が空気と一緒に吸い込まれます。それが熱交換器などに付き、運転のたびに臭いとして出てきます。
元になるのは、タバコの煙、料理の油、化粧品や芳香剤、汗、ペットの臭いなどです。香り付きの柔軟剤を使う家では、衣類の繊維が混じったホコリそのものが柔軟剤の臭いになることもあります。
メーカーの1社は、冷房や除湿で臭うときの対処として、窓を開けて1時間ほど冷房運転する方法を挙げています。ただし、屋外の湿度が80%以上のときに長く運転すると、室内機に露が付いて床や家財を濡らすことがあると注意しています。
下水のような排水の臭い
結露水は、ドレンホースを通って屋外へ流れます。ホースの先が排水溝に入っていると、排水溝の臭いがホースをさかのぼって室内に入ることがあります。バケツで受けた水が古くなっている場合や、マンションの集合排水も原因になります。
この臭いは、室内機を洗っても消えません。ホースの出口の位置や、マンションなら管理会社への確認が先です。ドレンホースまわりのことはエアコンの水漏れ・ドレン洗浄にまとめています。
焦げくさい臭い
焦げたような臭いは、内部の不具合のサインかもしれません。メーカーは、火災のおそれがあるとして、すぐに使用をやめて販売店か修理窓口に点検を頼むよう案内しています。クリーニングで解決する臭いではないため、点検を先にしてください。
新品の臭いと、内部運転中の臭い
買ったばかりのエアコンは、プラスチックや塗料の臭いがすることがあります。メーカーの案内では、使ううちに弱まり、1週間ほど使っても変わらなければ点検の相談先に連絡します。
内部のカビを抑える運転やイオンを出す運転では、ごく少量のオゾンが出て独特の臭いがする機種もあります。メーカーは健康に害はないとしたうえで、気になるなら設定を切るよう案内しています。

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吹出口やルーバーに見える黒い点
臭いより先に、目で見て気づくこともあります。フィルターやフラップの奥に黒い汚れが見えたら、それはカビと考えてよく、内部にも生えている可能性があります。メーカーは、内部に黒い汚れがあるときはカビが発生している可能性があるとして、早めの手入れを勧めています。
吹出口の奥や熱交換器は、自分で手入れする範囲に入っていません。メーカーは業者や販売店に相談するよう案内しています。

松山市でエアコンクリーニングをご検討の方へ
- 運営は株式会社ゴーゴー商会。松山市内のご依頼に自社のスタッフが伺います
- 台数とお掃除機能の有無を伺ってから、作業の範囲と税込の総額をお伝えします
- 床や家具をシートで覆い、電気部品に水がかからないよう保護してから洗います
- 作業のあとは試運転をして、風・臭い・水の流れを一緒に確かめます
エアコンの臭いが出たときに自分でできること
業者を呼ぶ前に、次のことで臭いが弱まるかを試せます。
換気しながら運転する
運転を始めたら、10分ほど窓を開けておきます。多くのエアコンは部屋の空気を循環させるだけで、換気の機能はありませんフィルターを洗う
掃除機で吸うだけでは、フィルターに付いた油分が残ります。水と中性洗剤で洗い、よく乾かしてから戻します。掃除の間隔はエアコンクリーニングの時期と頻度でまとめています内部を乾かす
内部クリーン機能は切らずに使うよう勧められています。この機能がない機種は、冷房のあとに送風運転を3〜4時間して内部を乾かします
自分で触ってよいのは、フィルター類と、外から見える前面パネルやフラップまでです。機種によっては、ホコリキャッチャーやダストボックスもここに入ります。
市販のエアコン洗浄スプレーを使う前に
臭いを消そうとして、市販の洗浄スプレーを内部に吹き付ける方もいます。メーカー各社と製品評価技術基盤機構(NITE)は、消費者が自分で内部を洗うことを勧めていません。理由は次のとおりです。
発火や故障のおそれ
NITEによると、誤った内部洗浄による火災は2015年度から2019年度の5年間で20件ありました。洗浄液が内部の配線端子に付き、トラッキング現象で出火したと考えられる事故です。洗浄液が電源コネクターに付いて、結露で発煙・発火した例も以前から指摘されています。
漂白剤のような腐食性のある液は、内部の配線を劣化させ、金属部品を腐食させるため使えません。メーカーも、スプレーでの洗浄は内部部品の破損による水漏れや電気部品の故障を招き、最悪の場合は発煙・発火につながるとしています。
臭いとカビが増えることがある
スプレーは熱交換器の奥まで届きません。流しきれない洗剤と汚れが熱交換器にこびりつくと、それが新しい臭いやカビの原因になります。残った洗剤がドレンパンやドレンホースを詰まらせることもあります。
熱交換器の表面には、結露水を流れやすくする親水性コーティングがあります。メーカーの1社は、市販の洗浄剤でこのコーティングがはがれ、排水経路の詰まりや水漏れの原因になる可能性があるとしています。
道具でも事故は起きる
エアダスターなどのスプレー缶には、可燃性ガスを含むものが多くあり、発火の原因になるおそれがあります。ほこり取り棒で送風ファンを掃除するのも、けがやファン破損のおそれがあるとして控えるよう案内されています。
自分で洗ったあとに焦げくさい、風量や温度が調節できない、異常な振動や音がする、といった症状が出たら、運転を止めて電源プラグを抜いてください。そのうえで販売店かメーカーに点検を頼みます。
業者の洗浄で臭いの元を落とす部品
フィルター掃除や換気で臭いが残るなら、メーカー各社は内部洗浄を専門の業者に頼むよう案内しています。業者の洗浄で主に洗うのは、次の部品です。
熱交換器
アルミの薄い板が並んだ金属部です。空気の熱を受け渡す部品で、生活臭の成分やカビが付きます。メーカーは、手を触れるとけがや変形の原因になるとしています送風ファン
熱交換器の奥にある筒形の羽根車で、部屋へ風を送り出します。分解しないと手入れできないため、自分では掃除できませんドレンパン
熱交換器から落ちる結露水を受ける皿です。汚れが残ると、ドレンホースが詰まる原因になります
